Halloween(ハロウィン) – 10月31日

四季・行事

10月最終日曜日にはドイツに明るい光をもたらした夏時間が終わり、一気に夜の長い冬時間がやってきます。朝は9時頃まで仄暗く、夕方は16時前には暮れはじめます。雪はめったに降らないものの毎日凍えるほど冷たい雨が降るこの季節「ドイツの長く、暗い冬」という誰もが描くイメージが現実に・・・。しかし、冬がそれだけ厳しいものであればあるほど、これからやってくるハロウィンや、聖マルティン祭、クリスマスなどの楽しいイベントの数々がきらっと暖かい光をもたらしてくれます。

そんな秋の終わり、または冬の始まりにさしかかるある日の夜、突然ドアがノックされ、開けてみるとそこには小さな化け物(笑)が何匹か(笑笑)・・・。

ハロウィンはもともとケルト人の風習で、収穫感謝祭、そして先祖の霊が家族の元へ還ってくるという、日本でいえばお盆のような風習です。それがキリスト教の聖人たちをたたえる日の前夜祭として融合・発展し、その風習はさらに移民によってアメリカにもたらされ、現在私達が描くイメージに近いハロウィンになったといいます。伝統的・ケルト的なハロウィンは、もちろんアイルランドで見ることができますが、現在のそれはほとんどアメリカ的な、商業主義的なものになってしまった、と考える人もいます。いずれにしても、楽しい、ワクワクドキドキする夜にはちがありません。

今日のドイツでのハロウィンの楽しみ方も、アメリカ風の、仮装した子供達がお菓子を求めて家を訪ね歩くやり方です。かぼちゃランタンもあり、町の今時な飲み屋さんではハロウィンパーティーがあります。テレビではハロウィン特集としてホラー映画や恐怖を煽る企画も放送されます。このあたりは日本の夏の怪奇特集と同じ発想でしょうか。

ドイツ在住の頃、子供達はお手本どおりコミカルなお化けの格好で住宅街をうろうろしていたので、ああ、これか、と思わず顔がほころびました。しかし、待てど暮らせど、部屋のノックがなかったので、わざわざ子供に直接チョコレートを持っていった、というなんともむなしい思い出があります。^^。(原文: mi2ru)

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